Rocksmith 2014。
Rocksmith の待望の続編でございます。
本ゲームは市販のエレキギターを専用のシールドで PS3 などに接続してゲームに使います。
そんなのゲームになるのかよ……。
前作をプレイするまではそう思ってました。
倍音の多い弦楽器に置いて、弦の音をちゃんと分離して判定するのは難しい。勿論ポジションが合ってなくても音的に合ってればよかろうなのですが、それだって簡単じゃなかったのです。
ましてギターのテクニックにはミュートといった、波形的にはノイズに近くて判定しずらいものもありますから。
まぁそれでもチャレンジ精神は買わないとということで北米版を輸入してやってみたら、これがゲームになる。しかも面白い。
アンプシミュレータも搭載し、エフェクターなどもデザインできます。これがまた高性能です。
リアルギターを使うデメリットとしては、ギターが必要でチューニングしないといけないというのはありますが、これは仕方が無いです。
かなりバグってる感じがありますが、一応チューナーも入ってます。
続編が出たということで、これは買うしかありません。
どういうゲームかは、こればっかりは説明しずらいしスクリーンショット撮ってもどうしようもないので動画を撮ってみました。前作の曲を久々に2曲プレイしてみましたが……かなり失敗してますが……いや、というかダラダラ中継って言う割には二曲だけなんですよね。誰かが間違って紛れ込んでくる前にご飯食べに行きたかったんですよ。ごめんなさい。
PS Eye のマイクからの入力を拾えなくって、 Mac の内蔵マイクになってしまったようで音量がかなり小さいのでご注意ください。
メニューの曲選択に中割りがないのは動画が悪いからではなく、こういうものです。
HDMI で直接テレビから出しており、ディレイがあるせいか気持ち早めに弾かないと合わない感じありますが、前作もそうでした。
(Rocksmith 推奨は HDMI と avmulti ケーブルを併用し、音声を別にアナログで出力する低遅延環境です)
こんなに難しいのかよとビビる人もいるでしょうが、これはプレイヤーの練度に合わせて勝手に難易度が変わるシステムのためで、ゲーム開始時はもっと全然らくちんなアレンジで始まります。
何度もやれば勝手に難易度が上がっていきますが、予期せぬ上がり方をされると「あっ、あっ」ってなります。逆に言うと自分で設定できないということでもあります。
国産の音ゲーとはだいぶ発想が異なりますね。
でもってそのアレンジこそが重要で、簡単過ぎると弾いてるって感じがしない。難し過ぎると心が折れるし指が痛くなる。
今作 Rocksmith 2014 のアレンジはイマイチのよーな気がしてですね……。好みの問題でしょうけど曲も前作のほうが良かったと思う。
前作のセーブデータがあれば 1200 円でディスクインポートパックを買って前作の曲を今作でも遊べます。前作の DLC は無料で引き継げます。
前作を北米版でしか遊んでいない僕でも一応できました。(最初上手くいかなくて、前作のセーブデータのタイムスタンプを一度更新させてからストアでディスクインポートパックをダウンロードしなおして遊べるようにしました)
ちなみに、前作はサクセスモードといいますか、セットリストを構成してライブを行い、成功すると生活が良くなってゆくモードがありました。
煩わしいと思うかもしれませんが——これってあまり好きじゃない曲やアレンジが好きになれない曲でもこなしているうちに好きになれるというモードでもありました。
ライブは三曲連続(スコアが一定以上ならアンコールもあり)で失敗できないということで、簡単なアレンジでも緊張感がありました。
そんなサクセスモードは今作ではなくなってしまいました。これってかなりの改悪のような気がするんですけども……。
今作では新たにセッションモードができました。
これは他のバンドメンバーのリズムや指定のスケールに合わせて適当に弾くだけで勝手に盛り上がったり盛り下がってくれるというモードです。
ちょっとやってみたけどいまいち……よく解らない。もうちょっとやってみないと解らないですかねえ。
そして一番肝心な今回の収録曲ですが——うーん、アレンジも含めて今のところいまいち好きになれない。
いやー多分好きになる動機がないということなのかな。サクセスモードがなくなっちゃったことで。
原曲に近づくのはいいことだと思うのですが、 Hotei (布袋寅泰)の Thrill (エガちゃんのテーマ呼ばわりされている曲)とか延々と F5 のバッキングを座って弾くのはつらいです。しんどいです。
今回の日本語版では、 B'z の Ultra soul が収録されていることは話題ですが、 Hotei 曲は全部 DLC であります。音ゲーというやつは曲のライセンス料がすんごいしんどくて、あれだけ爆売れした Rockband シリーズでさえライセンス料が嵩んだことで台所は火の車、遂にはシリーズを継続できなくなりました。(北米の事情で、日本はどうか知らないけど)
ですので音ゲーに関しては、 DLC にしないといけないという事情も鑑みて温かく接してあげましょう。
各曲のチューニングも複雑になりました。曲毎に微妙なチューニングを要求されることはありますが、今作では頻度が上がり、それも少し高めとか少し低めとか全フラットとかでチューニングする必要があります。
チューニングというのは、弦の伸縮で音が狂うのを補正する作業であります。しかしながらテクニックとして変則的なチューニングをしておく場合があります。解放弦の音を6 弦(ギターを構えたときに一番上の弦)から順に EGBDAE と鳴る場合を "E スタンダード" と呼ぶとしましょう。これが普通です。
例えば 6 弦(一番太い弦)を D にして DGBDAE とか。これを "D ドロップ" と呼び、特定のキーの曲を弾くのを楽にしてくれます。
チューナーがまともならそれも気にならないのですが、今回チューナーの出来がどうも謎で、どう考えても合ってるのに合ってないと判定されて再度チューニングさせられ、その結果がどうもおかしいと思いつつもプレイが始まってミスを連発するというような事故です。
それと、あまりヘタった弦(古くなって音の伸びが悪くなってるような場合)のことを考慮しておらず、ロングトーンを正しく維持できないとチューニングが合っているとは判定されません。チューニングが合ってないとプレイを開始できないため、延々とチューニングを続けるということもありました。(張り替えろって話ですが)
そういうわけでチューナーはなるべく早く直してくれ、弦は張り替えてくれということで。
個人的には前作のほうが好きなので、まず前作をプレイしてから今作を買うかどうか決めてもいいんじゃないかと思います。
付属のリアルトーンケーブルは使い回しできますよ。
2013年11月11日月曜日
2013年11月3日日曜日
Grand Theft Auto V(5)
[Rockstar Social Club のアカウントとってゲーム内で撮れるフォト機能使って取り出しました。なんかゲームで見るより解像度低いし暗いのであんまり好きじゃないですが]
GTA シリーズは 3 からずっとやってますが、 今作 5 は最高傑作です。
案外、コンスタントに評価を伸ばして行くって難しいんですよ。実際 4 は進化したものの、色々な点でイマイチでした。
4 ではグラフィックスは(今からみるとひどく見劣りするものの)それまでよりは大幅にグレードアップしましたが操作感が前作までと変わらず、結局ゲーム性についてきてませんでした。特に新たに採用されたカバーアクションはアイスケースに飛び込んで写真を撮って twitter にポストするくらいかったるくて間抜けな自殺行為でありました。
5 ではこれまでの独特ののっぺりとした操作感を残しつつ、ストレスにならない程度まで改善が図られている感じがします。カバーアクションもかなり良くなりました。
今作では主人公は複数おり、任意のタイミングでザッピングしてそれぞれのストーリーを楽しむことができます。
ゲーム開始直後くらいは、正直言って、「ずいぶん真面目なゲームになっちゃったなぁ〜」と感じました。
昔はもっと、どちらかというとバカゲーに分類されるようなところが多かったのに一ヶ月で 8 億ドル稼ぐタイトルになるとこんなに真面目になっちゃうのかーというところです。
- 主人公が真面目
- ストーリーが深いっぽい
- 車がすぐ爆発しない
- 頭を撃っても頭から上が吹き飛んだりしない
- AI がアホみたいに攻撃的じゃない
- 街にならずものが溢れ、手の施しようがないほど抗争状態になったりしない
- 追跡してきたパトカーが勝手に海に飛び込んで手配ランクが天井知らずに上がったりしない
これまでの主人公ときたら独りもんか母親と同居、従兄弟くらいしか知り合いがいない密入国者と、過去も現在も未来もないような、良く言えば比較的身軽な立場の若者でした。
でも今作はまず一家の大黒柱。しかも腕利きの強盗だったのに仲間を裏切った後ろ暗い過去があるらしく、回想パートからドラマティックにタイトルに繋がります。
最初の主人公マイクは家族に問題を抱え、本人もキレやすい性格を矯正するためカウンセリング中だけど、豪邸に住み、金持ち。趣味はテニス。そしてゴルフ。
もう一人の主人公はギャングの手先として使われてる青年。学もないし貧乏で仕事も怪しいですが、根が真面目で向上心があり、環境が良ければずっとまっとうな人生を送っていそうな若者です。
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| 暗殺ミッションをこなせば貧乏青年もバインウッドの映画スターの豪邸に住める! |
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| プールとジャグジーを備えた豪邸で犬も飼えます |
妄想ミッションもありません。あるけど虐殺するのは宇宙人です。車も爆発しません。過剰に攻撃的な人物なんか周囲におりません。
……ですけどそんなのは最初だけでした。
ご安心あれ。
かつての強盗仲間トレバーの登場とともに物語は一変します。
こいつというのが、ダークナイトのジョーカーを彷彿とさせるようなサイコパス野郎でとにかく攻撃的。異常。
物語上、最初の主人公マイクが家族に「サイコパス!」となじられることがよくありますが、トレバーに比べたらマイクなんか全然真人間ですよ。
お楽しみください。大変なやつですから。その大変なやつはラスボスではなく、プレイヤーが操作する主人公なのです。
突然妄想ミッションも大復活。飛行機にも乗れるし部下もダーウィン賞級の馬鹿ばかり。
すげえ。これは歴代シリーズでも随一だぜ。
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| バインウッドから見るトスサントス中心部 |
街はサンアンドレアスのほどちかくに浮かぶ島です。
南北に長く、グアムほどもある大きさでしょうか。南にあるロスサントスは西海岸っぽいのに、更に縦横無尽に高速道路が貫く風光明媚で退廃的な大都市。北部はアラモ海という巨大な湖を抱くブレイン郡です。
海に囲まれ、山地や高地に恵まれ、セスナでの飛行やパラグライダー、ツーリングやジェットスキー、果てはなんと素潜りして海底まで楽しめてしまいます。
巨大な工業港、鉄道駅、高層ビル群、山には天文台や採石所とランドマークも実に変化に富んでいます。
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| ロスサントスから山と砂漠のブレイン群へ |
何せ立体交差が多いので、地図を見ても上手く走るのは難しい。あちこちにカーペイントショップはあるのですが、すんなり入れるようになるにはかなり下調べが必要ですね。
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| 高速道路から空港へ。特徴的なランドマークが幾つも見えます。 |
そしてこの最高のエンターテインメントにはオンラインプレイもあります。
日本ではまだオフラインのみでして、 11/7 からスタート予定となっております。でも 4 のオンラインは既に最高に楽しかったですからね。オフィシャルに対人戦が実装されたのは PSP 版の GTA Vice City Stories からだったように記憶していますが、車や街を自由に使ったデスマッチができてとても楽しかったですけども、 4 では広大な街を自由に使えるようになり、車ばかりかヘリコプターなども使えるようになりました。
ゲーム性も殺伐としたデスマッチからフリーダムな散策と幅が広がり、ヘリでビルの屋上へ行ってスカイダイビング(パラシュートなし)に挑むなど。
それからあと一つだけ、今作の特徴的なゲーム性についてご紹介しておきましょう。
新要素は結構沢山ありますが、今作はなんたって主人公のうち二人が銀行強盗です。
銀行強盗とは銀行を襲って金品を巻き上げるお仕事ですが、僕らの常識で判断する限りその成功率は 10% 未満——よっぽどの後進国でない限り、首尾よく逃げたところでほぼ必ず足がつく、失敗する犯罪の代名詞であります。
にも関わらず銀行強盗で財を成すとか、職業として成立させるとか、映画の中だけの話ですけれども、まぁこれはゲームです。
これはゲームですが、彼らはプロらしく手際もよく頭脳派で、しかも慎重であります。さすがに銀行よりは遥かに手薄そうなターゲットが中心となります(銀行よりもヤバそうな場合もありますが)。
本作での強盗は偵察・計画・準備・実行・反省のサイクルで成り立っており、プレイヤーは強盗案件をコーディネートしてうまく行くようにする必要があります。
偵察して、侵入経路、金目のもの、セキュリティの手厚さ、逃走経路などを調べ上げ、計画では大胆な作戦と安全な作戦の二つの作戦から、ひとつの方針を選びます。
作戦が決まったら必要な道具(多くは特殊な車や特殊な武器など)を揃え、必要な人材を選びます。
下線を引いたところが実行前にプレイヤーが実際に行うことです。
強盗に必要な人材は、警察を攻撃するガンマン、一定時間セキュリティを無効化させるハッカー、車を運転するドライバーです。それぞれの技術は必要な分け前に比例して熟練しています。例えば 30 秒しかセキュリティを無効化できないハッカーでも、繰り返し依頼していると実力が上がっていきます。成長しても要求する分け前は増えません。なんと義理堅い世界でしょう。
(それ以外にも、ミッションで出会うキャラクターのうち何名かは強盗ミッションで使うこともできますよ)
いざ強盗を実行するときは普通のミッションと同じです。違いは逃走経路が決められていること、難易度や実入りが選んだメンバーによって左右されるところでしょうか。
襲撃が終わって首尾よく逃げ切ったら反省しましょう。
反省は別にシステムには含まれていないので、仲間の愚痴を聞きながらプレイヤーが勝手に反省すればよいです。
さぁ、いかがでしょうか。
遊び方は自由です。真面目にミッションをこなすのもよし、ただただ観光するもよし、犯罪者を捕まえるのも犯罪者になるも自由。犯罪もパパラッチから重武装した強盗犯まで幅が広いです。
ロスサントスでの生活を楽しみましょう。
2013年10月28日月曜日
Beyond:Two Souls
個人的に PS3 世代最後の華と思っていた BEYOND: Two Souls 、クリアしましたのでご紹介。
BEYOND: Two Souls はいかにも地雷っぽいタイトルですが、 HEAVY RAIN をプレイした人には鮮烈に焼き付いているであろうデベロッパ Quantic Dream の新作です。
耳馴染みの薄いデベロッパって人も多いでしょうが、高密度なポリ人形に人間らしい魂を吹き込むことに関しては Insomniac も Guerrilla Games も、 Naughty Dog さえも凌ぐ技術を持っています。
緻密で、強烈な説得力のあるグラフィックスで語られる物語、それが本作の魅力です。
列車からの逃走、そして森を逃げ惑うシーンはもの凄いですよ。
列車といえば UNCHARTED2 の列車の上で戦うシーンも、ゲーム史に残る屈指の名シーンでしたが、本作のそれはまた違った鬼気迫るものがあります。
特にプレイヤーと主人公たちを結びつけるその特徴的なインターフェイスと、ストーリーについてお伝えしたい。
HEAVY RAIN とはストーリーに一切関連がないものの、ゲームシステムはよく似た特徴的なものです。
全く同じではなく、部分的にはシェイプアップされ、部分的には複雑化しております。
システムはまず誤解を恐れずにいうと QTE です。「(Q)急に(T)タイムギャルみたいになって(E)エッてなる」アレです。
企画屋がやりたがる「僕の考えた最高のシステム」としてプレイヤーには散々嫌がられる QTE ですけども、 Quantic Dream が完成させた一貫性のある QTE はそれほど反射神経を求めず、失敗がなく、充分対話的なものです。
一例を挙げるなら、 QTE が文脈を無視して唐突に始まり四角ボタンの連打といった、これまた意味の分からない入力を強制されるものならば、 Quantic Dream のそれは「左手ならば L1, 右手ならば R1」と対応がある程度決められており、タイミングは概ねシビアではありません。
HEAVY RAIN においては、「朝目覚めてベッドから出て洗面所に行き、歯を磨く」といった一連の動作を、この QTE を用いて行うことで、プレイヤーは主人公の操り方を学びます。学ぶといっても記憶する必要はなく、なんとなく一体感を得るわけです。
更に、 BEYOND においては QTE 以外の操作、自由な操作によるストーリーへの介入が強化され、ほぼいつでも自由な移動を行い、シーンによっては乗り物を操縦することもできます。
HEAVY RAIN でも自由な操作ができるシーンは多かったのですが、今作は文字通り飛躍的です。霊体を操ってシーンを飛び回れるのですから。
エイデンは敵と見做した人物を直接殺害できます。利用価値のある人物はオレンジ色に見え、自由に操ることができます。
更に残留思念の読み取り、回復、オブジェクトの破壊、操作など。
霊体ですので、あまりジョディから離れることはできませんが、あらゆる障害物を通り抜けることができます。
非力なジョディに代わり、エイデンを使って障害物を取り除いてあげましょう。
ちなみにエイデンを操作する場合、 QTE は発生しません。自由移動のみです。
主人公ジョディの半生を幼少期から青年期(?)までが必要に応じて断片的に呈示されます。
サスペンスよりもアクション、ホラーや青春の断片であったりします。
いつからかエイデンという正体不明の霊体を宿した少女ジョディは、両親とも引き離され DPA という国防の観点から超能力を研究する研究所で実験を繰り返しています。
プレイヤーはゲームを開始してすぐ、超能力とはエイデンが起こしている現象だと理解できるでしょう。だってプレイヤーが実際に操作してそれを起こすんですから。
エイデンの神秘性は早々に失われてしまうわけですが、話のメインはそっちじゃありません。
もちろんエイデンという存在が示唆する"インフラワールド"(霊体の住む、いわゆる死後の世界)と、そこへのアクセスというのはストーリーのメインラインとして存在しますが、ジョディは無関心です。周りのキャラクターがインフラワールドに夢中だから何かと因縁はでてくるのですけど。
なので、ストーリーは飽くまでジョディという女性の人生を、その挫折や苦悩、時には自分のために死体の山を築いて語られます。
TLOUS のように強固に個人的な物語を体験したあとでは少々発散して見えるかもしれません。なにせグレたと思ったら CIA に就職したり逃走して皆殺しして自分探しの旅を始めたりとハチャメチャ人生ですからね。
そして何より重要なことは、解りやすいゲームオーバーがないということです。
何かに失敗しても、 ゲームオーバーですといわれてやり直すということが、このゲームでは(HEAVY RAIN もそうでしたが)ありません。失敗しても失敗したなりにストーリーは続いてゆきます。
だからもう否が応でも必死にならざるを得ません。
それからオマケでついてくるスマホモード。これはスマホと接続するとスマホに面白いインタラクトがあるものかと思っていたんですけど……どうやらスマホをコントローラとして使うモードでした。
簡単操作がウリらしいのですけど、さっぱり意味がわかりませんでした。
一番最初の ESP 実験で、透視するどころか椅子に座る事すらできない始末。即刻止めました。
物語中、時折現れるインフラワールドから来るモンスター。
最初のうちはいいんですけど、こいつらがあんまりバリエーションがないし、説得力もいまひとつ……という感じですね。
グラフィックスは凄くいいけどフィジックスはあまり良くない。
別に気になるほどじゃないけど……たまに特に乗り物に乗ったときに顕著ですね。
エイデンの力で重そうなものでも軽々と吹き飛ばすのは楽しいのですけど、小さいモノがあんまり派手に壊れないと「アレ?」となっちゃいますね。
BEYOND: Two Souls はいかにも地雷っぽいタイトルですが、 HEAVY RAIN をプレイした人には鮮烈に焼き付いているであろうデベロッパ Quantic Dream の新作です。
耳馴染みの薄いデベロッパって人も多いでしょうが、高密度なポリ人形に人間らしい魂を吹き込むことに関しては Insomniac も Guerrilla Games も、 Naughty Dog さえも凌ぐ技術を持っています。
緻密で、強烈な説得力のあるグラフィックスで語られる物語、それが本作の魅力です。
列車からの逃走、そして森を逃げ惑うシーンはもの凄いですよ。
列車といえば UNCHARTED2 の列車の上で戦うシーンも、ゲーム史に残る屈指の名シーンでしたが、本作のそれはまた違った鬼気迫るものがあります。
特にプレイヤーと主人公たちを結びつけるその特徴的なインターフェイスと、ストーリーについてお伝えしたい。
HEAVY RAIN とはストーリーに一切関連がないものの、ゲームシステムはよく似た特徴的なものです。
全く同じではなく、部分的にはシェイプアップされ、部分的には複雑化しております。
システムはまず誤解を恐れずにいうと QTE です。「(Q)急に(T)タイムギャルみたいになって(E)エッてなる」アレです。
QTE なんて嫌だ
QTE といや God of War やバイオハザード4-6 で悪名高いあのシステムです。企画屋がやりたがる「僕の考えた最高のシステム」としてプレイヤーには散々嫌がられる QTE ですけども、 Quantic Dream が完成させた一貫性のある QTE はそれほど反射神経を求めず、失敗がなく、充分対話的なものです。
一例を挙げるなら、 QTE が文脈を無視して唐突に始まり四角ボタンの連打といった、これまた意味の分からない入力を強制されるものならば、 Quantic Dream のそれは「左手ならば L1, 右手ならば R1」と対応がある程度決められており、タイミングは概ねシビアではありません。
HEAVY RAIN においては、「朝目覚めてベッドから出て洗面所に行き、歯を磨く」といった一連の動作を、この QTE を用いて行うことで、プレイヤーは主人公の操り方を学びます。学ぶといっても記憶する必要はなく、なんとなく一体感を得るわけです。
更に、 BEYOND においては QTE 以外の操作、自由な操作によるストーリーへの介入が強化され、ほぼいつでも自由な移動を行い、シーンによっては乗り物を操縦することもできます。
HEAVY RAIN でも自由な操作ができるシーンは多かったのですが、今作は文字通り飛躍的です。霊体を操ってシーンを飛び回れるのですから。
霊体?
本作の特徴は、超能力を持った少女ジョディ(主人公)に取り憑いた、二つ目の魂(仮にエイデンと呼ばれている)を操ってストーリーに介入できることです。エイデンは敵と見做した人物を直接殺害できます。利用価値のある人物はオレンジ色に見え、自由に操ることができます。
更に残留思念の読み取り、回復、オブジェクトの破壊、操作など。
霊体ですので、あまりジョディから離れることはできませんが、あらゆる障害物を通り抜けることができます。
非力なジョディに代わり、エイデンを使って障害物を取り除いてあげましょう。
ちなみにエイデンを操作する場合、 QTE は発生しません。自由移動のみです。
物語
HEAVY RAIN は誘拐された実の子供を助けるという、解りやすい目的を解りやすく(概ね)時系列でプレイするゲームでしたが、今回は海外ドラマ的にエピソディックな感じになっています。 LOST なんかを思い出すと似た雰囲気があるのではないでしょうか。主人公ジョディの半生を幼少期から青年期(?)までが必要に応じて断片的に呈示されます。
サスペンスよりもアクション、ホラーや青春の断片であったりします。
いつからかエイデンという正体不明の霊体を宿した少女ジョディは、両親とも引き離され DPA という国防の観点から超能力を研究する研究所で実験を繰り返しています。
プレイヤーはゲームを開始してすぐ、超能力とはエイデンが起こしている現象だと理解できるでしょう。だってプレイヤーが実際に操作してそれを起こすんですから。
エイデンの神秘性は早々に失われてしまうわけですが、話のメインはそっちじゃありません。
もちろんエイデンという存在が示唆する"インフラワールド"(霊体の住む、いわゆる死後の世界)と、そこへのアクセスというのはストーリーのメインラインとして存在しますが、ジョディは無関心です。周りのキャラクターがインフラワールドに夢中だから何かと因縁はでてくるのですけど。
なので、ストーリーは飽くまでジョディという女性の人生を、その挫折や苦悩、時には自分のために死体の山を築いて語られます。
TLOUS のように強固に個人的な物語を体験したあとでは少々発散して見えるかもしれません。なにせグレたと思ったら CIA に就職したり逃走して皆殺しして自分探しの旅を始めたりとハチャメチャ人生ですからね。
そして何より重要なことは、解りやすいゲームオーバーがないということです。
何かに失敗しても、 ゲームオーバーですといわれてやり直すということが、このゲームでは(HEAVY RAIN もそうでしたが)ありません。失敗しても失敗したなりにストーリーは続いてゆきます。
だからもう否が応でも必死にならざるを得ません。
不満なところ
オートセーブなのはいいけど、止め時がみつかりません。それからオマケでついてくるスマホモード。これはスマホと接続するとスマホに面白いインタラクトがあるものかと思っていたんですけど……どうやらスマホをコントローラとして使うモードでした。
簡単操作がウリらしいのですけど、さっぱり意味がわかりませんでした。
一番最初の ESP 実験で、透視するどころか椅子に座る事すらできない始末。即刻止めました。
物語中、時折現れるインフラワールドから来るモンスター。
最初のうちはいいんですけど、こいつらがあんまりバリエーションがないし、説得力もいまひとつ……という感じですね。
グラフィックスは凄くいいけどフィジックスはあまり良くない。
別に気になるほどじゃないけど……たまに特に乗り物に乗ったときに顕著ですね。
エイデンの力で重そうなものでも軽々と吹き飛ばすのは楽しいのですけど、小さいモノがあんまり派手に壊れないと「アレ?」となっちゃいますね。
2013年9月18日水曜日
Papers, Please
Steam でリリースされたインディ作品、 "Papers, Please" です。
海外のゲーム動画で見て惚れました。
Glory to Arstotzka!
先に言っておきますが、このゲームは、暗いです。
今まで僕がやってきたどんなゲームよりも暗いです。
このゲームでプレイヤーは Arstotzka の入国審査官となり、入国者を ACCEPT (入国許可)/ DENIED(不許可) にわけてゆきます。
なぜこんなに殺伐としているのかというと、独立したばかりの仮想の共産国 Arstotzka と敵対する共産国 Kolechina の国境が舞台だからです。
プレイヤーにしたって、夢と希望をもって入国審査官になったわけではないですからね。
10月の労働者抽選で選ばれ、家族を村から連れてきて養っているだけです。希望なんかほんの僅かもありゃしない。
ざっと流れを見てみましょう。
これがゲーム画面——入国希望者の運命を左右し、様々なドラマが生まれるあなたのブースです。
暗い!!
画面上がブースの外の様子、左がブースの全貌、右があなたのデスクです。
ゲームが進むとショートカットも使えるようになりますが、最初はマウスのクリックとドラッグのみです。
旅行者は左側に書類を出してきますので、デスクにドラッグ&ドロップして書類を検分しましょう。
先にクリアのためにとても重要な、ブースの情報を整理しておきましょう。
左から、カレンダーと時計、指示や手配書をまとめた手紙、オーディオトランススクリプト、ルールブック、体重計です。
非常に見えづらいですか、旅行者の後ろ側に書いてある縞は身長の指標です。
オーディオトランススクリプトとは、相手の喋ったことをテキストに落としたもので、たいへん便利です。
最初の数日、もっぱら使うのは時計とルールブックでしょうね。
右下の Inspector と書いてあるのはプレイヤーを助けてくれる調査機能で、具体的な使い方は後ほど。
シャッターはブースのシャッターで、朝一番に開けるところから始まります。
シャッターの上にあるスピーカーは超重要で、高圧的に次の客を呼ぶのに使います。これ押さないと仕事になりません。
NEXT!
日本のパスポートは超強力ですので、友好的な関係にある国に出入りするのに他の書類出したりしません。ですがここはアレ。アレな国とアレな国の国境。
ゲームが進むと、この入国ゲートはテロリスト、密入国者の脅威に晒されます。
毎日必要な書類が増えていくでしょう。
最も基本となるのはパスポートです。パスポートの情報と他の情報に矛盾がないか、有効期限を調べるのが基本です。
つまり、氏名、性別、パスポート番号、写真、発行都市(ISS)、有効期限です。
上のスクリーンショットはもうだいぶ複雑な状況です。
入国者から、入国許可証、ID付帯情報、が提出されましたが肝心のパスポートが出てません。
ルールブックを出して、最初の項目 "入国者はパスポートを所持すること" を参照しましょう。
右下の Inspector を押して有効化し、指摘すべき項目を順にクリックします。
この場合は、ルールブックの最初の項目とテーブルの上をクリックし、パスポートが不足していることを示します。
(スクリーンショットはまさにその瞬間であります)
その後、オーディオトランススクリプトがある Interrogate を使って尋問します。
「ああ、パスポートね。これだよ」なんて言いながらパスポートが出てきました。
氏名、性別、体型、特徴、パスポート発行都市、パスポート番号、全ての書類の有効期限……書類上は問題なさそうです。
更に指名手配書とオーディオトランススクリプトを調べて、 入国目的と期間が入国許可証とズレていなければ、 ACCEPT のスタンプを押して入国許可をしても大丈夫そうです。
スタンプを押したら書類を全て返却して見送りましょう。
Glory to Arstotzka!!
もし人相が写真と合わない場合、氏名が異なる場合、性別が異なる場合は inspector を使って指摘し、更に指紋を取ったりスキャンなどをします。
危険物を持っている場合は、 Inspector でルールブックの「武器、麻薬の持ち込みを禁ず」を参照して指摘してください。
逮捕権が与えられたら、その場で逮捕することもできます。
さて、これはかなり簡単な例。
Arstotzka のパスポートを持つ者は付帯書類がずっと少なくてよいです。
初日は Arstotzka 国民なら全員受け入れてよく、それ以外のパスポートは全部拒否してよいです。
その後、 Arstotzka 国民はパスポートと ID が必要になります。
この場合は ID とパスポートの対照は問題ありませんが、パスポートの有効期限が切れています。
Inspector を起動して、有効期限とカレンダーを対照しましょう。これを指摘すると相手は「時間がなかった」など言い訳しますが、聞く耳持つことはありません。
ぱぱっとリジェクトして次の人を呼びましょう。
NEXT!
有効な期間を示す日付は、一番基本的な有効期限である Expire と、示された日付から有効な "Valid on" と示された日まで有効な "Date by" などがあるので注意しましょう。
このゲームが暗いのは雰囲気が陰々滅々としていて仕事が単調で、呪われろ!とか呪詛の言葉を浴びせられるからだけではありません。
一日10人処理しても$50くらいにしかならない、その超低賃金とクソ高い物価にあります。
Arstotzka では毎日 $25 のアパートの料金と $15 の燃料費がかかります。そうでなければ家族は凍え、弱い者から病気になってしまいます。
テロが発生すると半ドンなので5-6人の処理で大赤字です。
初めのうちこそ、誤って正しい書類をリジェクトしてしまってもペナルティにはなりません。
ですがすぐ厳格さが求められるようになり、間違って密入国者を通してしまっても、正当な入国者を拒んでしまっても給料を引かれるようになります。
最初の二回は警告、そして次からは -$5 のペナルティ。
家賃が払えなくなれば即クビであります。
そうなる前に家族は凍え、飢え、病み、妹は窃盗で捕まり姪が宿無しに……。
このゲームには冗長な説明とかはありません。
一日のリザルトに表示される短いテキストと、翌朝の新聞が基本です。
翌朝の新聞を見ると、昨日通した不法入国者が殺人で捕まったり死んでいたりします。
周辺国との関係も悪くなる一方。
そんなプレイヤーにとってほんの僅かな希望は、たまに持ちかけられる賄賂です。
守衛が持ちかけて来る、一人逮捕するとボーナスくれる話はとにかく美味しい。期限切れや入国理由があやふやなだけでは逮捕できないから、パスポート偽造してる奴や危険物隠している奴を見つけると嬉しくなりますよ。
そして怪しい反政府組織 EZIC がプレイヤーに接触し、巨額賄賂を受け取るよう迫ります。
賄賂の見返りは彼らへの協力。敵対組織の構成員をみつけて入国拒否したり、不法入国の手助けをしたり、さらには——。
もちろん、頑に賄賂を断ることもできると思います。エンディングは20種類。
海外のゲーム動画で見て惚れました。
Glory to Arstotzka!
先に言っておきますが、このゲームは、暗いです。
今まで僕がやってきたどんなゲームよりも暗いです。
このゲームでプレイヤーは Arstotzka の入国審査官となり、入国者を ACCEPT (入国許可)/ DENIED(不許可) にわけてゆきます。
なぜこんなに殺伐としているのかというと、独立したばかりの仮想の共産国 Arstotzka と敵対する共産国 Kolechina の国境が舞台だからです。
プレイヤーにしたって、夢と希望をもって入国審査官になったわけではないですからね。
10月の労働者抽選で選ばれ、家族を村から連れてきて養っているだけです。希望なんかほんの僅かもありゃしない。
ざっと流れを見てみましょう。
これがゲーム画面——入国希望者の運命を左右し、様々なドラマが生まれるあなたのブースです。
![]() |
| 赤字は筆者が書き足しました |
暗い!!
画面上がブースの外の様子、左がブースの全貌、右があなたのデスクです。
ゲームが進むとショートカットも使えるようになりますが、最初はマウスのクリックとドラッグのみです。
旅行者は左側に書類を出してきますので、デスクにドラッグ&ドロップして書類を検分しましょう。
先にクリアのためにとても重要な、ブースの情報を整理しておきましょう。
左から、カレンダーと時計、指示や手配書をまとめた手紙、オーディオトランススクリプト、ルールブック、体重計です。
非常に見えづらいですか、旅行者の後ろ側に書いてある縞は身長の指標です。
オーディオトランススクリプトとは、相手の喋ったことをテキストに落としたもので、たいへん便利です。
最初の数日、もっぱら使うのは時計とルールブックでしょうね。
右下の Inspector と書いてあるのはプレイヤーを助けてくれる調査機能で、具体的な使い方は後ほど。
シャッターはブースのシャッターで、朝一番に開けるところから始まります。
シャッターの上にあるスピーカーは超重要で、高圧的に次の客を呼ぶのに使います。これ押さないと仕事になりません。
NEXT!
日本のパスポートは超強力ですので、友好的な関係にある国に出入りするのに他の書類出したりしません。ですがここはアレ。アレな国とアレな国の国境。
ゲームが進むと、この入国ゲートはテロリスト、密入国者の脅威に晒されます。
毎日必要な書類が増えていくでしょう。
最も基本となるのはパスポートです。パスポートの情報と他の情報に矛盾がないか、有効期限を調べるのが基本です。
つまり、氏名、性別、パスポート番号、写真、発行都市(ISS)、有効期限です。
上のスクリーンショットはもうだいぶ複雑な状況です。
入国者から、入国許可証、ID付帯情報、が提出されましたが肝心のパスポートが出てません。
ルールブックを出して、最初の項目 "入国者はパスポートを所持すること" を参照しましょう。
右下の Inspector を押して有効化し、指摘すべき項目を順にクリックします。
この場合は、ルールブックの最初の項目とテーブルの上をクリックし、パスポートが不足していることを示します。
(スクリーンショットはまさにその瞬間であります)
その後、オーディオトランススクリプトがある Interrogate を使って尋問します。
「ああ、パスポートね。これだよ」なんて言いながらパスポートが出てきました。
氏名、性別、体型、特徴、パスポート発行都市、パスポート番号、全ての書類の有効期限……書類上は問題なさそうです。
更に指名手配書とオーディオトランススクリプトを調べて、 入国目的と期間が入国許可証とズレていなければ、 ACCEPT のスタンプを押して入国許可をしても大丈夫そうです。
スタンプを押したら書類を全て返却して見送りましょう。
Glory to Arstotzka!!
もし人相が写真と合わない場合、氏名が異なる場合、性別が異なる場合は inspector を使って指摘し、更に指紋を取ったりスキャンなどをします。
危険物を持っている場合は、 Inspector でルールブックの「武器、麻薬の持ち込みを禁ず」を参照して指摘してください。
逮捕権が与えられたら、その場で逮捕することもできます。
さて、これはかなり簡単な例。
Arstotzka のパスポートを持つ者は付帯書類がずっと少なくてよいです。
初日は Arstotzka 国民なら全員受け入れてよく、それ以外のパスポートは全部拒否してよいです。
その後、 Arstotzka 国民はパスポートと ID が必要になります。
この場合は ID とパスポートの対照は問題ありませんが、パスポートの有効期限が切れています。
Inspector を起動して、有効期限とカレンダーを対照しましょう。これを指摘すると相手は「時間がなかった」など言い訳しますが、聞く耳持つことはありません。
ぱぱっとリジェクトして次の人を呼びましょう。
NEXT!
有効な期間を示す日付は、一番基本的な有効期限である Expire と、示された日付から有効な "Valid on" と示された日まで有効な "Date by" などがあるので注意しましょう。
でも本当に辛いのは生活
このゲームが暗いのは雰囲気が陰々滅々としていて仕事が単調で、呪われろ!とか呪詛の言葉を浴びせられるからだけではありません。
一日10人処理しても$50くらいにしかならない、その超低賃金とクソ高い物価にあります。
Arstotzka では毎日 $25 のアパートの料金と $15 の燃料費がかかります。そうでなければ家族は凍え、弱い者から病気になってしまいます。
テロが発生すると半ドンなので5-6人の処理で大赤字です。
初めのうちこそ、誤って正しい書類をリジェクトしてしまってもペナルティにはなりません。
ですがすぐ厳格さが求められるようになり、間違って密入国者を通してしまっても、正当な入国者を拒んでしまっても給料を引かれるようになります。
最初の二回は警告、そして次からは -$5 のペナルティ。
家賃が払えなくなれば即クビであります。
そうなる前に家族は凍え、飢え、病み、妹は窃盗で捕まり姪が宿無しに……。
このゲームには冗長な説明とかはありません。
一日のリザルトに表示される短いテキストと、翌朝の新聞が基本です。
翌朝の新聞を見ると、昨日通した不法入国者が殺人で捕まったり死んでいたりします。
周辺国との関係も悪くなる一方。
そんなプレイヤーにとってほんの僅かな希望は、たまに持ちかけられる賄賂です。
守衛が持ちかけて来る、一人逮捕するとボーナスくれる話はとにかく美味しい。期限切れや入国理由があやふやなだけでは逮捕できないから、パスポート偽造してる奴や危険物隠している奴を見つけると嬉しくなりますよ。
そして怪しい反政府組織 EZIC がプレイヤーに接触し、巨額賄賂を受け取るよう迫ります。
賄賂の見返りは彼らへの協力。敵対組織の構成員をみつけて入国拒否したり、不法入国の手助けをしたり、さらには——。
もちろん、頑に賄賂を断ることもできると思います。エンディングは20種類。
2013年9月17日火曜日
夏の思い出
大型台風が今年初めて本州上陸した三連休、散々な思いをした人も多いと思います。お察し致します。
台風が去って東京には涼しい風が吹いており、ああ、秋が来るなぁと思って夏らしいことを何にも書いてないことに気付きました。
Joysound のキャンペーンで VAMPS のライブチケットが当たったので8月11日の VAMP Party13 に行って来ました。
ところが当選メールがきたのが 8/7 でして、既に直通バスの受付を締め切られ、帰省シーズンであるため直通バスも満員——車がない私はやむなく電車とバスを乗り継いで、遥々山中湖まで行って来ました。
余裕たっぷりに出たはずが中央線は踏切故障で2時間遅れ。
不案内な山中湖周辺のバスに憤慨しながらも、どうにか到着しました。
写真は別に狙ったのではなくゲートを撮ろうとしてたら目の前でいきなり脱ぎ出しただけですよ?
ゲートの右側では記念撮影している人達がいたので外したのです。
奥に見えるのは物販やらクロークやらで、写真の右手より更に行ったところに特設ステージがありました。
開演ギリギリになったためとっくに皆入場済みでした。物販なんか観てる余裕もなく……。
他に写真撮ってる余裕もありませんでした。
抽選で当たった席なので一番遠いブロックでしたが全景やステージの背後までよく見えるという意味じゃ特等席。HELLO とか hyde ソロ曲を含まれてましたよ。
夕暮れの富士山と湖を背景に井上陽水の少年時代を歌ったところは、他にはない非常に贅沢な時間でした。
陽が落ちてからがライブ本番で、火もレーザーも使った演出、特に REPLAY の演出が超かっこよく曲の印象がガラリと変わりました。
AHEAD は最初だし、もうちょい音源通り歌ってほしかったw
激しく真っ赤な KYUKETSU, 暗いブルーの My First Last……。
それにしても hyde は VAMPS だとすげー喋りますね。
MC が多いのなんの。
日が暮れるまでの時間稼ぎだったんでしょうけど「もうちょい喋らせて」「お盆ってイベント?最近好きになったんだよ」と MC を続ける hyde なんか見た事ないよ。
LOVE ADDICT, ラストは盛大な花火。
隅田川花火大会はたいへん残念な結末になりましたからねw
このへんで、帰りの足が激しく心配な私たちは早めに撤収してステージの外から見てました。
いや、もう路線バスはなくなってたんですが……。
臨時バスが出るということで21時を過ぎていたのにも関わらず、無事富士山駅まで戻り、そこから東京まで戻れたのでした。

まぁーお世辞にもアクセス良くはなかったですねw
富士急行は今すぐバスのページを旅行者にも親切に書き換え、代表的な停留所だけじゃなくて全ての停留所が見られるようにしなさい!
コミケには今年も参加できず。
……というか、無理ですよ。死んじゃいます。
話は飛んで 9 月。
弟夫婦と姪っ子、妹夫婦とともにちょっと実家に帰る用事がありまして帰省しました。
台風が来る予定で新幹線とか心配していたのですが、電話してみたら何やらバーベキューやるんだとか。
その電話をしてる間にもう遠くの平原にゲリラ豪雨、更に生まれたての竜巻が……。
家に近づくとヒョウが振って来て突風が吹き付け雷鳴が轟いてまして「今すぐバーベキューセットを片付けて避難するんだ!」「大丈夫だよ〜晴れてるよ〜」「晴れてねえよ!」というようなやり取りをしていました。
まぁ、夜には雨も上がって雷も去り、少々風が強いものの花火ができるくらいには回復しました。

夏らしいでしょう?
でもこの花火の陰で、一匹の蛾がこの世を去りました。子供って怖い。
そして残暑の厳しい 9/13。10年半お世話になった某ゲーム機の会社を退職致しましたことお知らせいたします。
関係者の皆様には大変お世話になりました。
お陰さまでよい仕事ができました。この場を借りてお礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしく。
台風が去って東京には涼しい風が吹いており、ああ、秋が来るなぁと思って夏らしいことを何にも書いてないことに気付きました。
Joysound のキャンペーンで VAMPS のライブチケットが当たったので8月11日の VAMP Party13 に行って来ました。
ところが当選メールがきたのが 8/7 でして、既に直通バスの受付を締め切られ、帰省シーズンであるため直通バスも満員——車がない私はやむなく電車とバスを乗り継いで、遥々山中湖まで行って来ました。
余裕たっぷりに出たはずが中央線は踏切故障で2時間遅れ。
不案内な山中湖周辺のバスに憤慨しながらも、どうにか到着しました。
写真は別に狙ったのではなくゲートを撮ろうとしてたら目の前でいきなり脱ぎ出しただけですよ?
ゲートの右側では記念撮影している人達がいたので外したのです。
奥に見えるのは物販やらクロークやらで、写真の右手より更に行ったところに特設ステージがありました。
開演ギリギリになったためとっくに皆入場済みでした。物販なんか観てる余裕もなく……。
他に写真撮ってる余裕もありませんでした。
抽選で当たった席なので一番遠いブロックでしたが全景やステージの背後までよく見えるという意味じゃ特等席。HELLO とか hyde ソロ曲を含まれてましたよ。
夕暮れの富士山と湖を背景に井上陽水の少年時代を歌ったところは、他にはない非常に贅沢な時間でした。
陽が落ちてからがライブ本番で、火もレーザーも使った演出、特に REPLAY の演出が超かっこよく曲の印象がガラリと変わりました。
AHEAD は最初だし、もうちょい音源通り歌ってほしかったw
激しく真っ赤な KYUKETSU, 暗いブルーの My First Last……。
それにしても hyde は VAMPS だとすげー喋りますね。
MC が多いのなんの。
日が暮れるまでの時間稼ぎだったんでしょうけど「もうちょい喋らせて」「お盆ってイベント?最近好きになったんだよ」と MC を続ける hyde なんか見た事ないよ。
LOVE ADDICT, ラストは盛大な花火。
隅田川花火大会はたいへん残念な結末になりましたからねw
このへんで、帰りの足が激しく心配な私たちは早めに撤収してステージの外から見てました。
いや、もう路線バスはなくなってたんですが……。
臨時バスが出るということで21時を過ぎていたのにも関わらず、無事富士山駅まで戻り、そこから東京まで戻れたのでした。
まぁーお世辞にもアクセス良くはなかったですねw
富士急行は今すぐバスのページを旅行者にも親切に書き換え、代表的な停留所だけじゃなくて全ての停留所が見られるようにしなさい!
コミケには今年も参加できず。
……というか、無理ですよ。死んじゃいます。
話は飛んで 9 月。
弟夫婦と姪っ子、妹夫婦とともにちょっと実家に帰る用事がありまして帰省しました。
台風が来る予定で新幹線とか心配していたのですが、電話してみたら何やらバーベキューやるんだとか。
その電話をしてる間にもう遠くの平原にゲリラ豪雨、更に生まれたての竜巻が……。
家に近づくとヒョウが振って来て突風が吹き付け雷鳴が轟いてまして「今すぐバーベキューセットを片付けて避難するんだ!」「大丈夫だよ〜晴れてるよ〜」「晴れてねえよ!」というようなやり取りをしていました。
![]() |
| この直後、竜巻ができかけて境界付近に真っ黒な土煙が |
| 「そぅれ!バーベキューだ!」の筈が「汚物は消毒だー!」コースに |
夏らしいでしょう?
でもこの花火の陰で、一匹の蛾がこの世を去りました。子供って怖い。
そして残暑の厳しい 9/13。10年半お世話になった某ゲーム機の会社を退職致しましたことお知らせいたします。
関係者の皆様には大変お世話になりました。
お陰さまでよい仕事ができました。この場を借りてお礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしく。
2013年9月7日土曜日
KILLZONE VITA 版
KILLZONE mercenary が面白かったのでレビューを。
RESISTANCE に続く VITA 二つ目の本格的 FPS です。
……え? CoD? あっ。
RESISTANCE もまぁ、悪くはなかったですよ。オンラインマルチは絶望的に浅かったですが……。
本作、ボリュームはかなり小さいです。
3800 円だって値段も考慮しないといけないでしょうが…… いや、まぁ、待った!
本作のキャンペーンは、カジュアルな操作性で激しい戦闘が楽しめ、戦略性豊かなマップも本格的なストーリーも確かに素晴らしく、もっとやりたいと思うのは自然なことでしょう。しかしキャンペーンの魅力はごく一部に過ぎません。
正直、ステータスによるとシングルプレイ一周 4 時間 26 分でクリアしました。まぁこれ、延べ時間ではないと思います。結構死にまくった時間を含めると体感的には 5-6 時間くらいと思います。
キャンペーンミッションは 4 通りの時間稼ぎ遊び方があり、まず普通にクリアするのと、隠密ミッション、精密ミッション、破壊ミッションがありそれぞれ結構やりがいがありますよ。
舞台は地球の植民地ヴェクタ星と敵の母星ヘルガーン。
(地球人にとっての植民地星ってことで、地球上にヴェクタがあるってことじゃないです)
植民地ヴェクタを巡るヴェクタン/地球人と、追放されたヴェクタ開拓民の子孫であヘルガストとの戦争の物語です。
まぁ、モビルスーツが出て来ないだけで、ガンダムみたいな話ですよね。
ヴェクタの開拓民達はヴェクタ独立を宣言し、地球との戦争に負けてヘルガーンへ撤退したのでした。
プレイヤーはヴェクタの軍需企業の傭兵となり、いかにも UNIT13 に出てきそうな軽薄そうな顔で、戦争にまつわる裏切りの物語に巻き込まれて行きます。
序盤、ミッションは PS2 から PS3 まで続いた KILLZONE の物語の裏側を辿るものが続きます。KILLZONE2 で苦しめられたアークキャノンとか懐かしいですよね。
ディファードレンダリングを駆使した独特の濃い空気感は健在ですし、 HDR もとても美しい(邪魔ですが)。
尋問中、敵や床がドアップになるとさすがにポリゴンが少々荒いなぁとは思いますし、シーン全体でさすがに PS3 版ほどの緻密さはないですけども。
操作性はデフォルトのままやってますが今のところ不都合ありません。
アンチャーテッド VITA 版で活躍したジャイロ/加速度センサーを使ったエイミングもサポートされているようです。僕は使いませんが。
装備する武器と、ヴァンガードという重量級ハイテク兵器の組み合わせで特徴づけられます。
空爆、追尾ミサイル、光学迷彩、盾……特にお勧めなのはヤマアラシというスティンガーのような追尾ミサイル、そして操縦可能な暗殺マシンであるマンティスエンジン。これは CoD シリーズなどで人気の"ラジコン" 、アレのいやらしくてしつこくてしかも空飛ぶバージョン。
マルチプレイにおいては芋スナイパーを発見してストレスを解消するのに素晴らしい活躍をしてくれます。
あと少々おかしなシステムとして、プレイスタイルや実績に応じて毎日貰えるヴァラーカードというトランプみたいなものがあります。このカードの効果で自分のプレイスタイルが補強されることがあります。
ヴァラーカードはオンラインマルチで敵から奪うこともできて、これで謎の七並べができます。何なんでしょう。よくわかりません。
左側の○が装備中のヴァンガードで、タッチで起動します。
画面左上に表示されているのがお金です。これで武器を調達しましょう。買いそろえた武器はオンラインマルチでも使えます。オンラインマルチでお金を稼いでキャンペーンで浪費することもできますよ。
最大 8 人なのでデスマッチがお勧めです。これが超アツい。
BOT の類いはいませんのでご注意。
マップの凝り方は凄いものがあって、各マップ実に練り込まれています。さすが、さすが。
あらかじめ”武器庫”メニューからテーマ毎に装備を編集しておきましょう。
今時、ボタンに書いたテキストを読まないといけないというのも、ややストレスです。まぁ慣れですかねー……。
友人とプレイする場合は、自分でルームを作ってフレンドを招待するなど標準的な方法でもできます。
VITA のトップメニューから標準の"フレンド"を起動し、リストからフレンドを選んで参加することもできます。
……が、残念ながらマッチは 4vs4 ですので、思うようにいかないことも多いでしょう。
あらかじめ VITA のトップメニューから"パーティ"を起動して遊びたいフレンドを参加させておくことで、ボイスチャットやフレンド達とまとまってマッチングを渡り歩く事も可能です。
……あっ、理論上可能ってくらいですよ。ネットワークエラーやその他諸々を考えて、果たして実用になるかどうか、試した限りではかなり悲惨でした。
というわけでざっくりご紹介いたしました。
かなりお勧めですよ。
RESISTANCE に続く VITA 二つ目の本格的 FPS です。
……え? CoD? あっ。
RESISTANCE もまぁ、悪くはなかったですよ。オンラインマルチは絶望的に浅かったですが……。
本作、ボリュームはかなり小さいです。
3800 円だって値段も考慮しないといけないでしょうが…… いや、まぁ、待った!
本作のキャンペーンは、カジュアルな操作性で激しい戦闘が楽しめ、戦略性豊かなマップも本格的なストーリーも確かに素晴らしく、もっとやりたいと思うのは自然なことでしょう。しかしキャンペーンの魅力はごく一部に過ぎません。
![]() |
| ごく序盤の一コマ |
キャンペーンミッションは 4 通りの
そもそも KILLZONE って?
![]() |
| 地球の植民地惑星ヴェクタ。地球そっくりの美しい惑星です。 |
(地球人にとっての植民地星ってことで、地球上にヴェクタがあるってことじゃないです)
植民地ヴェクタを巡るヴェクタン/地球人と、追放されたヴェクタ開拓民の子孫であヘルガストとの戦争の物語です。
まぁ、モビルスーツが出て来ないだけで、ガンダムみたいな話ですよね。
ヴェクタの開拓民達はヴェクタ独立を宣言し、地球との戦争に負けてヘルガーンへ撤退したのでした。
![]() |
| まぁいまだに戦場なんですけどね。 |
序盤、ミッションは PS2 から PS3 まで続いた KILLZONE の物語の裏側を辿るものが続きます。KILLZONE2 で苦しめられたアークキャノンとか懐かしいですよね。
![]() |
| 懐かしのアークキャノン。これにお船をドカーンとやられて落っこちました |
グラフィックスと操作性
グラフィックスや操作性は文句なし。ディファードレンダリングを駆使した独特の濃い空気感は健在ですし、 HDR もとても美しい(邪魔ですが)。
![]() |
| 舞台はヘルガーンへ |
![]() |
| ヘルガーンの大使館 |
操作性はデフォルトのままやってますが今のところ不都合ありません。
アンチャーテッド VITA 版で活躍したジャイロ/加速度センサーを使ったエイミングもサポートされているようです。僕は使いませんが。
システム
今回傭兵なので、兵種は決まっていません。装備する武器と、ヴァンガードという重量級ハイテク兵器の組み合わせで特徴づけられます。
空爆、追尾ミサイル、光学迷彩、盾……特にお勧めなのはヤマアラシというスティンガーのような追尾ミサイル、そして操縦可能な暗殺マシンであるマンティスエンジン。これは CoD シリーズなどで人気の"ラジコン" 、アレのいやらしくてしつこくてしかも空飛ぶバージョン。
マルチプレイにおいては芋スナイパーを発見してストレスを解消するのに素晴らしい活躍をしてくれます。
あと少々おかしなシステムとして、プレイスタイルや実績に応じて毎日貰えるヴァラーカードというトランプみたいなものがあります。このカードの効果で自分のプレイスタイルが補強されることがあります。
![]() | |
| ヴァラーカードによるご利益が発生 |
ヴァラーカードはオンラインマルチで敵から奪うこともできて、これで謎の七並べができます。何なんでしょう。よくわかりません。
左側の○が装備中のヴァンガードで、タッチで起動します。
画面左上に表示されているのがお金です。これで武器を調達しましょう。買いそろえた武器はオンラインマルチでも使えます。オンラインマルチでお金を稼いでキャンペーンで浪費することもできますよ。
オンラインマルチ
オンラインマルチでは、マーセナリーウォーフェア(所謂DM=デスマッチ)、ゲリラウォーフェア(所謂 TDM=チームデスマッチ)、ウォーゾーン(いわゆる CTF=キャプチャーザフラッグ敵なものや、色んなモードの巡回)があります。最大 8 人なのでデスマッチがお勧めです。これが超アツい。
BOT の類いはいませんのでご注意。
マップの凝り方は凄いものがあって、各マップ実に練り込まれています。さすが、さすが。
あらかじめ”武器庫”メニューからテーマ毎に装備を編集しておきましょう。
フレンドとの対戦
難点はアドホック対戦非対応なので、リアル友人と対戦するのに凄い面倒くさいところと、メニューやマルチプレイ時のステータス表示などがいちいちダサいところでしょうか。今時、ボタンに書いたテキストを読まないといけないというのも、ややストレスです。まぁ慣れですかねー……。
友人とプレイする場合は、自分でルームを作ってフレンドを招待するなど標準的な方法でもできます。
VITA のトップメニューから標準の"フレンド"を起動し、リストからフレンドを選んで参加することもできます。
……が、残念ながらマッチは 4vs4 ですので、思うようにいかないことも多いでしょう。
あらかじめ VITA のトップメニューから"パーティ"を起動して遊びたいフレンドを参加させておくことで、ボイスチャットやフレンド達とまとまってマッチングを渡り歩く事も可能です。
……あっ、理論上可能ってくらいですよ。ネットワークエラーやその他諸々を考えて、果たして実用になるかどうか、試した限りではかなり悲惨でした。
というわけでざっくりご紹介いたしました。
かなりお勧めですよ。
2013年8月27日火曜日
Might and Magic X Legacy
Might and Magic 略してMM 11年ぶりの新作が遂に登場です!
春頃にリリースを知りまして、楽しみにしていたのですが9月の発売に先駆けて Early Release という形で 8/21 (日本時間では 8/22) から uplay/steam での早期アクセスが可能です。
Early Access 段階では Act1 のみのプレイでき、日本からでも uplay 経由での購入が可能です。今のところは steam では日本からの購入が不可能です。いわゆる「おま国」状態ですね。
29.99EUR。なぜユーロなんでしょうか。ドルにしてください。
MMシリーズは3と9しかプレイしてないのですけど、僕の青春を語る上では欠かせない。
開発元の New World Entertainment はとっくの昔に倒産し、 IP は UBI に引き継がれました。
ちなみに 2000年以降 ターン式ストラテジである Heroes of Might and Magic フランチャイズのほうが人気があるようで、本作 MMXL は HoMM6 の物語の続きとなっています。
Darkmessiah of MM とかいうサードパーソンのアクションRPGも Steam で買った気がしますが、もの凄いコレじゃない感に負けてやめました。
(MYST が観光地化した MYST Online くらいのアレっぷりでした)
本家 3DRPG である MM シリーズは 6 以降マス目を廃してスムースな移動になったようですが……まぁどうでもいいですね。
ストーリーを振り返りましょう。 HoMM6 は未プレイなので wikipedia のあらすじやらオープニングムービーやらを参考にしています。
Ashan 世界の Thallan 大陸が舞台です。
(MM シリーズでは複数世界がゲートで繋がっているのですね)
Ashan 世界は根源のドラゴンである Asha が作った世界です。 オープニングムービー最初のパラグラフで言われる Asha とはこの創造主のことです。
ここで光のドラゴン=Elrath, 闇のドラゴン=Malassa, 他四つのエレメンタルを司るドラゴン(Shalassa, Arkath, Sylanna, Ylath)が治める世界、それが Ashan です。そして異世界からの侵略者であるデーモンの陣営が争いを広げています。
さらに標準的なファンタシーの種族である、エルフ、ダークエルフ、オーク、ドワーフ、ゴブリン……。
(以下には Heroes of Might and Magic 6 の核心に迫る記述が含まれています。
プレイ予定の方は回れ右でお願いします)
オープニングムービーを見れば一通りあらすじは分かるのですが、太古の光のドラゴンと闇のドラゴンの代理戦争に端を発します。
この戦争で消滅した大天使ウリエルの血族が、復活のために人間のファルコン王朝の皇帝 Liam を騙して戦争を起こします。奇しくも第二の蝕(日蝕の間だけ、バリアが弱まってデーモンの侵攻を受けます)を前に人間とかつて闇に組みして天使を殺した Faceless の同士討ちを目論んだわけです。
世界の摂理を決めているのは6つのエレメンタルドラゴンですが、人間の世界を統治するのは Liam 皇帝率いる神聖帝国です。
戦争に巻き込まれたのは Wolf 領 Gehart 公爵と Griffin 領 Pavel 公爵。
グリフィン家の Pavel 公爵はオークの軍勢から領地を守る戦いで落命し、その魂は天使に奪われます。
彼には Slava という子供と既に高名なネクロマンサー Sveltana という姉が居ました。
数年後、 Pavel の跡を継いだ Slava には5人の子供達がおりました。
Sandor, Anton, Irina, Kiril, Anastasya です。
彼ら全員を操ったり騙したりして、ギリフィン家の魂を奪い、天使の国を復活させるのがウリエルの目的でした。
5人の子供達はそれぞれ自分の敵と戦いながら、真実に辿り着きます。
これは主に Anastasya の功績が大きいです。彼女が操られて父である Slava を殺害し、取調官の Anton に安楽死させられて Sveltana にアンデッドとして蘇生されたことが Faceless 陣営との接点となり、それがウリエルを叩く材料となりました。
Kiril は天使を追って放浪し、 Iriana は Gehart 家に嫁いで投獄され、そんな Iriana を Sandor が助け、 Anton は Gehart 家を蹴ってギリフィン家に嫁いで来た母 Cate によりドラゴンナイトとして鍛錬され……と人間模様はかなり入り組んでいます。
Pavel も Slava も Faceless との戦争も天使達の復活のために利用されていたのでした。
ウリエルは兄である大天使長ミカエルを復活させ、軍勢を組織します。
最後の選択はプレイヤーと母 Cate に委ねられます。
闇のドラゴンの化身となった Cate の力を使って天使を滅ぼすか否か——。
本作のオープニングムービーによると、血の選択をしたようです。
全てが明るみに出たあと、ウリエルは逃亡を計りますが第二の蝕が起き、ウリエル、ミカエル、そして Liam 皇帝はデーモンにより殺されました。
本作の物語はアークエンジェルとの戦いの後、 Thallan 大陸の南西部の Agyn Peninsula から始まります。
皇帝の亡き後、帝国を継いだのは彼の幼い娘 Gwendolyn でした。
後に Uriel's Deception (ウリエルの裏切り) とされる HoMM6 の事件が公になり、帝国を支えて来た光のドラゴンや天使達の信仰が崩壊し、帝国はばらばらになっていました。
Gwendolyn が改革を進めるも保守派の反発に遭い、主に帝国沿岸部から崩壊が進んでいます。
そんな折、師匠の遺灰を故郷 Karthal に葬るべく、四人の冒険者が沿岸の町 Sorpigal にやってきます。
その冒険者たちが本作の主人公 Raiders (インディアナジョーンズの一作目であるレイダースと同じニュアンスですね)です。
物語に興味が出た人むけにはオープニングの日本語訳を載せておきます。
(まぁ、ろくでもない訳なので間違ってるかも知れませんが)
これだけ読めば、最初の町の会話は楽勝だと思います。
翻訳しながらなので全然進んでませんが、最初の町でクエストを二三こなしたところまでで言うと、ああ、これぞMMだぜという感じです。翻訳しながらというと大変そうに見えますが、ぶっちゃけこのシリーズは会話のメモを取りながらじゃないとクエスト進めなくなるのでそれほど違わないですよ。
世界を少しずつ知って行くステップも、遠距離攻撃をちまちまして雑魚を倒した達成感も……敵の巣に放火して山のような経験値を得る感覚はまだ味わってませんが。
強いて難点を上げると
くらいでしょうか。
MM3 のときは最初のクエストで地下のネズミ退治に行ったときでさえ相当苦労したのですが、今回迷う事もなくしれっとクリアできたあたりバランスはかなり易しめのような気がします。
酒場は別の町にはありそうですが、疲れた時や毒食らったときのキャラのアヘ顔を見ていると酒呑んだときも期待出来そうだなぁ、という手応えはありますね。
本ゲームをプレイするために 5 年ぶりに Windows PC を復帰させてみたのですが、 GeForce GTX 7800 ではクソ i5 ノートにありがちな無印 Intel Mobile HD にボロ負けのパフォーマンスです。
いかに古いマシンとはいえ、これくらいのゲームなら動くだろうと思ったのですが……ダメでしたねえ。
しょうがないのでウンコ i5 ノートでのプレイを強いられております。
うーん、不快適。
GPU より CPU ネックのような気がしますね。
設定の下げ方とパフォーマンスの伸びを比較してみるとこのプログラムあんまりチューンされてないなという感じも受けます。
本格的なロンチが楽しみであります。
春頃にリリースを知りまして、楽しみにしていたのですが9月の発売に先駆けて Early Release という形で 8/21 (日本時間では 8/22) から uplay/steam での早期アクセスが可能です。
Early Access 段階では Act1 のみのプレイでき、日本からでも uplay 経由での購入が可能です。今のところは steam では日本からの購入が不可能です。いわゆる「おま国」状態ですね。
29.99EUR。なぜユーロなんでしょうか。ドルにしてください。
MMシリーズは3と9しかプレイしてないのですけど、僕の青春を語る上では欠かせない。
開発元の New World Entertainment はとっくの昔に倒産し、 IP は UBI に引き継がれました。
ちなみに 2000年以降 ターン式ストラテジである Heroes of Might and Magic フランチャイズのほうが人気があるようで、本作 MMXL は HoMM6 の物語の続きとなっています。
Darkmessiah of MM とかいうサードパーソンのアクションRPGも Steam で買った気がしますが、もの凄いコレじゃない感に負けてやめました。
(MYST が観光地化した MYST Online くらいのアレっぷりでした)
本家 3DRPG である MM シリーズは 6 以降マス目を廃してスムースな移動になったようですが……まぁどうでもいいですね。
ストーリーを振り返りましょう。 HoMM6 は未プレイなので wikipedia のあらすじやらオープニングムービーやらを参考にしています。
Ashan 世界の Thallan 大陸が舞台です。
(MM シリーズでは複数世界がゲートで繋がっているのですね)
Ashan 世界は根源のドラゴンである Asha が作った世界です。 オープニングムービー最初のパラグラフで言われる Asha とはこの創造主のことです。
ここで光のドラゴン=Elrath, 闇のドラゴン=Malassa, 他四つのエレメンタルを司るドラゴン(Shalassa, Arkath, Sylanna, Ylath)が治める世界、それが Ashan です。そして異世界からの侵略者であるデーモンの陣営が争いを広げています。
さらに標準的なファンタシーの種族である、エルフ、ダークエルフ、オーク、ドワーフ、ゴブリン……。
(以下には Heroes of Might and Magic 6 の核心に迫る記述が含まれています。
プレイ予定の方は回れ右でお願いします)
オープニングムービーを見れば一通りあらすじは分かるのですが、太古の光のドラゴンと闇のドラゴンの代理戦争に端を発します。
この戦争で消滅した大天使ウリエルの血族が、復活のために人間のファルコン王朝の皇帝 Liam を騙して戦争を起こします。奇しくも第二の蝕(日蝕の間だけ、バリアが弱まってデーモンの侵攻を受けます)を前に人間とかつて闇に組みして天使を殺した Faceless の同士討ちを目論んだわけです。
世界の摂理を決めているのは6つのエレメンタルドラゴンですが、人間の世界を統治するのは Liam 皇帝率いる神聖帝国です。
戦争に巻き込まれたのは Wolf 領 Gehart 公爵と Griffin 領 Pavel 公爵。
グリフィン家の Pavel 公爵はオークの軍勢から領地を守る戦いで落命し、その魂は天使に奪われます。
彼には Slava という子供と既に高名なネクロマンサー Sveltana という姉が居ました。
数年後、 Pavel の跡を継いだ Slava には5人の子供達がおりました。
Sandor, Anton, Irina, Kiril, Anastasya です。
彼ら全員を操ったり騙したりして、ギリフィン家の魂を奪い、天使の国を復活させるのがウリエルの目的でした。
5人の子供達はそれぞれ自分の敵と戦いながら、真実に辿り着きます。
これは主に Anastasya の功績が大きいです。彼女が操られて父である Slava を殺害し、取調官の Anton に安楽死させられて Sveltana にアンデッドとして蘇生されたことが Faceless 陣営との接点となり、それがウリエルを叩く材料となりました。
Kiril は天使を追って放浪し、 Iriana は Gehart 家に嫁いで投獄され、そんな Iriana を Sandor が助け、 Anton は Gehart 家を蹴ってギリフィン家に嫁いで来た母 Cate によりドラゴンナイトとして鍛錬され……と人間模様はかなり入り組んでいます。
Pavel も Slava も Faceless との戦争も天使達の復活のために利用されていたのでした。
ウリエルは兄である大天使長ミカエルを復活させ、軍勢を組織します。
最後の選択はプレイヤーと母 Cate に委ねられます。
闇のドラゴンの化身となった Cate の力を使って天使を滅ぼすか否か——。
本作のオープニングムービーによると、血の選択をしたようです。
全てが明るみに出たあと、ウリエルは逃亡を計りますが第二の蝕が起き、ウリエル、ミカエル、そして Liam 皇帝はデーモンにより殺されました。
本作の物語はアークエンジェルとの戦いの後、 Thallan 大陸の南西部の Agyn Peninsula から始まります。
皇帝の亡き後、帝国を継いだのは彼の幼い娘 Gwendolyn でした。
後に Uriel's Deception (ウリエルの裏切り) とされる HoMM6 の事件が公になり、帝国を支えて来た光のドラゴンや天使達の信仰が崩壊し、帝国はばらばらになっていました。
Gwendolyn が改革を進めるも保守派の反発に遭い、主に帝国沿岸部から崩壊が進んでいます。
そんな折、師匠の遺灰を故郷 Karthal に葬るべく、四人の冒険者が沿岸の町 Sorpigal にやってきます。
その冒険者たちが本作の主人公 Raiders (インディアナジョーンズの一作目であるレイダースと同じニュアンスですね)です。
物語に興味が出た人むけにはオープニングの日本語訳を載せておきます。
(まぁ、ろくでもない訳なので間違ってるかも知れませんが)
これだけ読めば、最初の町の会話は楽勝だと思います。
翻訳しながらなので全然進んでませんが、最初の町でクエストを二三こなしたところまでで言うと、ああ、これぞMMだぜという感じです。翻訳しながらというと大変そうに見えますが、ぶっちゃけこのシリーズは会話のメモを取りながらじゃないとクエスト進めなくなるのでそれほど違わないですよ。
世界を少しずつ知って行くステップも、遠距離攻撃をちまちまして雑魚を倒した達成感も……敵の巣に放火して山のような経験値を得る感覚はまだ味わってませんが。
強いて難点を上げると
- 昼夜サイクルが早過ぎ
- 時計の回転、逆じゃね?
- 宿に泊まっても食料消費するんだけど…?
- 今時マップに直接メモ取れないなんて…
- 酒場がない!酒呑んでキャラクターをアヘ顔にできない!
くらいでしょうか。
MM3 のときは最初のクエストで地下のネズミ退治に行ったときでさえ相当苦労したのですが、今回迷う事もなくしれっとクリアできたあたりバランスはかなり易しめのような気がします。
酒場は別の町にはありそうですが、疲れた時や毒食らったときのキャラのアヘ顔を見ていると酒呑んだときも期待出来そうだなぁ、という手応えはありますね。
本ゲームをプレイするために 5 年ぶりに Windows PC を復帰させてみたのですが、 GeForce GTX 7800 ではクソ i5 ノートにありがちな無印 Intel Mobile HD にボロ負けのパフォーマンスです。
いかに古いマシンとはいえ、これくらいのゲームなら動くだろうと思ったのですが……ダメでしたねえ。
しょうがないのでウンコ i5 ノートでのプレイを強いられております。
うーん、不快適。
GPU より CPU ネックのような気がしますね。
設定の下げ方とパフォーマンスの伸びを比較してみるとこのプログラムあんまりチューンされてないなという感じも受けます。
本格的なロンチが楽しみであります。
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