ぶっちゃけあんま変わってません。
画面サイズも同じだと替えたっていう満足度はかなり小さいですね。
GX との差分は
- 電源ボタンが右脇腹に
- CPUが Quad Core に
- メモリ(RAM/NAND共に)が二倍に
- OS が Android 4.1 に
- Flash Plaeyr 11 がサポート対象外に
- バッテリが 2300mAh に
- 背面の反りがなくなってもっこりに
- 内側カメラが 30万画素(謎のグレードダウン)に
- NFC/IrDA対応に
- 防水対応に
- ワンセグ/nottv 対応に
なったことでしょうか。
内側カメラなんか使わないからどうでもいいですが、最後のなんかデグレですよね。
一番腹立つのは毎回電源ボタンが変わることですが……。
ずっと避けてきたワンセグ/nottv に対応してしまったことも個人的には汚点扱いです。
おかげさまで醜悪なアンテナが付きました。
このアンテナだけで失笑もんのバカバカしさなのに、屋内だと感度不足で使えないらしく、 nottv を即解約しようとしたら以下のような案内が出ました。
ええ、そうですか、そいつは素晴らしいアイデアですね。
こんなアイデア、思いつきませんでしたよ。ええ。
さ、解約解約。
CPU が Quad Coreになったって webkit なんてほぼシングルスレッドだし……と思ったけど結構パフォーマンス良くなってます。ベンチ取ってないけど気のせいじゃないと思います。
でもこの辺はソフトウェアの improvement が進んだ結果のような気がしますのう。
標準ブラウザは相変わらず片手で操作していると gracefully にタブを閉じてしまううんこゼスチャー対応ぶりで苛々しますね。
USB の充電が左側になったせいで、右から充電するように最適化されている僕の周辺は見直しが必要になりました。
防水のせいで穴という穴が塞がれており、充電もヘッドフォンの挿抜もとにかくやりにくいです。最悪。
付属のスタンドからも充電が可能で、これは端子が露出しているのでカバーを外す必要がありますが、スタンドは横向き専用です。
電源ボタンが右脇腹になったお陰で横向きでも電源くらいは入れられますが、こいつのホームは横向きで使えるようにはできてません。
でも心配ご無用! USBの隣のまるだし端子に印加すると卓上ホルダーモードになるらしく、ホーム画面も横向きで使えるようになります。
……でもえらい使い難い。なんか横向きだとえらい狭く感じる。タブレット見慣れてるせいかなぁ。
大体今更赤外線ねぇ……。
スマホ出始めくらいの頃ならともかく、今日日赤外線ポートついてる携帯のほうが珍しくないですか?
もっとも、赤外線でコントロールできる機器は色々あるので、用途を決めなければ楽しい機能かも知れませんね。
まぁ、悪い事ばっかりじゃありません。
パフォーマンスはいいですし、バッテリの持ちも随分良くなりました。
それから Android 4.1 から Flash Player 11 のサポートが外れました。
Adobe の Archives から apk を拾ってきてインストールしたところ、ちゃんと動作しているように見えます。
ところで、今回の機種変更に伴ってデータの移行を Sony Bridge for Mac を使って行いました。
以前にも紹介した iTunes を意識したような Windows/Mac のデータ管理ソフトです。
前回は iTune Music Store で買った曲を移すくらいの目的でしたが、今回は大量のデータを扱います。
結論からいうと、他にまともな方法がなく、しょうがないから使うけど、大概の人はキレるだろうという感じです。
使う前にまず深呼吸し、以下の覚悟するポイントを押さえておきましょう。
- Android のギャラリーの仕組みは任意の画像ファイルを DB に登録している。従って、内蔵ストレージのあちこちに分散している可能性がある
- 端末のカメラで保存した写真だけは DCIM の規定に従う
- アプリの内蔵ディレクトリもアプリに見えている
- Sony Bridge for Mac ではフォトデータのインポートにあたり、 DCIM の規定か、それ以外の画像ファイルかを選ぶ
- インポートした写真は一つのディレクトリにまとめられる。メタデータは付属しない
DCIM の写真か、Android 端末中の、それこそアプリの asset のようなバックアップ不要のゴミファイルまで全ての画像ファイルのどちらかしか選べないということであります。
最小セットと最大セットのどちらか選べという究極の選択……。
ちなみに僕の場合は写真だけを選ぶと 66 毎。それ以外の全てを選ぶとアプリのアセットがほとんどで、合計 10047 毎。
1万を超えると一覧を得るだけでとんでもない時間がかかります。
でもそれも仕方がないことです。 上記の条件1と3がある限りは……。
さらにインポートしてから新しい端末へ同期しても、ただコピーされるだけでその他のメタデータは全て失われます。
PC 側で管理することは諦めることになります。
Sony Bridge for Mac からは iPhoto のイベントやアルバムを扱うことができますが、同期するとただの画像ファイルが全部同じディレクトリにコピーされるだけで、何のメタデータも付属しません。
困ったもんだ。
まぁこれは Sony Bridge for Mac のせいじゃありません。
しかし、DB にクエリすればギャラリーに見えている画像はリスティングできるはずなのですが、誰でも DB をマウントできるわけではないし、 MTP という括りではできないだけなのかも知れません。
データ、特に画像の移行に関しては第三の方法を自分で探すほかありません。
思うにそういうことができるアプリがあるでしょうからアプリからギャラリーにアクセスして SD にでもエクスポートするのが一番いいと思います。
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